殺害容疑の男 逮捕当時“容疑をおおむね認める” 執拗に殴ったか「怒ると何をするか分からない」【新潟】

6月1日、新潟県上越市で自営業の男性を殺害した疑いで長野県に住む男が逮捕された事件。男は逮捕当時、容疑をおおむね認めていたことが警察への取材で新たに分かりました。
6月1日、新潟県上越市で自営業の男性を殺害した疑いで長野県に住む男が逮捕された事件。男は逮捕当時、容疑をおおむね認めていたことが警察への取材で新たに分かりました。

長野県上田市の無職・小倉一夫容疑者(70)は6月1日、上越市に住む自営業・中村礼治さん(62)の頭をハンマーのようなもので複数回殴り、殺害した疑いが持たれています。

遺体や現場の状況などから中村さんは帰宅直後に襲われ、倒れたあとも小倉容疑者が執拗に殴っていたと見られるほか、凶器に使われたハンマーのようなものは現在も見つかっていないことが警察への取材で新たに分かりました。

小倉容疑者を知る人は小倉容疑者が「怒ると何をするか分からない」と自身のことを話していたと言います。

【小倉容疑者を知る人】
「俺の同級生が小倉容疑者にちょっかいを出したというか、ちょっとキツい冗談を言ったら、小倉容疑者が『おい俺、気短いぞ』、『キレると何やるか分からないぞ』というのを自分で言っていた。それで同級生が『すいません』と言って謝った」

金に困っていて、周りに借金をしていたという小倉容疑者。現場からは、中村さんのセカンドバッグがなくなっていたことが分かっています。

一方、捜査本部は小倉容疑者の認否を明らかにしていませんでしたが、その後の取材で逮捕当時、小倉容疑者は容疑をおおむね認める供述をしていたことが分かりました。

捜査本部は小倉容疑者の取り調べを進め、中村さんの殺害に至った経緯や動機などを詳しく調べています。最終更新日:Fri, 14 Jul 2023 18:34:23 +0900